「県民への差別以外のなにものでもない」

米軍機は、アメリカ本国では、人口密集地での低空飛行は禁止されています。
アメリカ本国では、米軍機の離発着は、周辺住民に飛行機の姿がほとんど見えないほど配慮されています。

沖縄

「沖縄では、普天間飛行場では夜中の11時まで米軍ヘリが飛んでいます。嘉手納基地では、眠っている住民を叩き起こすような爆音を響かせて未明の午前3時、4時に数機のジェット戦闘機が本国に向けて離陸していくのです。
なぜか?本国には日中に着かなければならないからです。日本だけが米軍の無法地帯と化していることを、私たちが必ずしも十分認識していないのです。日本が米軍基地にとって無法地帯なのは、私たちがそれを許している関係がそこにあるからなのです」
普天間基地のある、宜野湾市 元市長 伊波洋一氏講演より(2011年)
http://hino-shiminjichi.jp/article9/iha.pdf

秋田県では、米空軍三沢基地のF16戦闘機の爆音に驚き鶏舎の隅に逃げた鶏300羽が圧死しています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-02-16/2011021604_01_1.html
海外で多くの場合、野生動物の保護のために、人が生活していないところでも低空飛行が禁止されている中、「いつ、どこを飛んでもいい」と認める日米地位協定を盾に、日本では人や動物の住むそばで低空飛行が繰り返されています。
日本が「防衛のために必要だ」と米軍に依存し続ける限り、低空飛行は続き、法的根拠のない思いやり予算1800億を含む約7000億円が、在日米軍に使われます。

米軍が日本にいるのは、日本を守るためではなく、アメリカの国益のための軍事戦略のためです。
北朝鮮が2012年4月にロケット(長距離弾道ミサイル技術を利用)を発射しましたが、発射前の日米協議で、アメリカは日本に対し「迎撃は、米国の防衛目的に限る」と通告しています。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120714/plc12071408200010-n1.htm

日米安全保障条約5条には、「日本国領域下にあるどちらか一方への攻撃は、それぞれの国の憲法や手続きにそって対処する」とあります。日本が攻撃されたら、米軍が守る、とは条約のどこにも書かれていません。

北朝鮮の7/22の労働新聞には「再侵略の刃を研いでいる日本軍国主義」と題して「米国は日本を朝鮮侵略の代理人として使おうとしている」と書かれています。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0723&f=politics_0723_006.shtml
在日米軍基地が、北朝鮮との緊張感を高めているのに、どうして日本を守る気のないアメリカに依存するのか。国民の4割が食糧支援を必要としており、ひどい生活を強いられている、農業貧困国である北朝鮮を脅威として騒ぐことは、大局をみていない恥ずかしいことではないのか。


いずれにせよ、アメリカが守ってくれようがくれまいが、領土問題の解決のために武力(米軍)に頼ろうという考えは、危険なことだと思います。
国際社会にとって大切なことは何かを考えたときに、日本がとるべき態度は、すでに日本を超した経済大国中国との友好な関係を築くこと、日朝国交正常化を推進すること、東アジアの平和を築くことです。これは武力をもってしてはできないことです。


2012年7/23 
アメリカの指示通りに、在日米軍オスプレイ12機が米軍岩国基地へ陸揚げされました。
岩国基地でオスプレイの試験飛行を終えた後、沖縄の在日米軍普天間基地に配備され、10月初旬からの本格的な運用では、本州、四国、九州など7つのルートを設定し、低空飛行訓練を行われる予定です。
SEB201207230009.jpg
23日、オスプレイの陸揚げに反対する人たち。500人ほど集まり、反対されたそうです。
産経ニュース
「北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出などで日本の周辺環境が険悪化する中で、米海兵隊の装備・能力を向上させるオスプレイの導入は、日本の平和を守り、日米同盟の抑止力を高める上で不可欠といえる」 
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120613/plc12061303310004-n1.htm
抑止力を高める?時代おくれな考えだと思います。

NHKが2010年11月に行った世論調査では、
「これからの安全保障体制」をどうするかという問いに対して「日米同盟を基軸に、日本の安全を守る」と答えたのは19%です。それに対して、「アジアの多くの国々との関係を軸に、国際的な安全保障体制を築いていく」が55%、「いっさいの防衛力を持たないで、中立を保ち、外交によって安全を築いていく」が12%となっています。
67%の人が、アジア諸国との外交によって安全保障をはかるべきだと考えています。
「中国の動きへの対応」をどうするかという問いに対しては、「アメリカの軍事的抑止力によって、対処していく」と答えたのは12%です。「アジアにおいて他の国々とともに、対処していく」が57%、「日中二国間の関係を深めることで、対処していく」が23%です。

『沖縄県と市町村は、2012年10月1日から11月末までオスプレイの飛行状況について目視での調査を行った。その結果、日米合意ではできる限り避けるとされた市街地上空での飛行が、315件確認された。また、基地の外では避けることになっているヘリコプターモードなどの飛行も84件確認された。』
(日テレニュースより)
『2013年1月3日からオスプレイは飛行訓練を開始。同じ海兵隊の岩国基地では、地元の岩国市と山口県、国、米軍が「正月三が日は訓練を実施しない」という紳士協定(公式の手続きによらない信用協定)を結んでいる。』(沖縄タイムスより)

どこまで沖縄を馬鹿にしているのか。
沖縄県、沖縄県民をあげて「いらない」といっているオスプレイ、基地は、沖縄にいらないのです。




2013年1.27 オスプレイ配備撤回、普天間基地閉鎖・返還を求める東京集会、銀座パレードが行なわれました。
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主催:オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会
詳細→ http://noosprey.xxxxxxxx.jp/index.html

沖縄県議会と、沖縄全41市町村議会が「配備反対」を決議していますが、沖縄を除く46都道府県議会のうち、オスプレイ配備や訓練に異議を唱える意見書を提出したのは、5県議会(山口、長野、徳島、愛媛、福島)。その5県でも、沖縄と同じ「配備反対」はなかった、と書かれています。


1月28日は、総理への直訴・関係大臣等への要請が行なわれます。



メモ kurisum
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