マウスマウスマウスマウス、湯水のように使われるマウス

ここ3,4日のニュースをさらっただけでも、マウスの実験ニュースがコレだけ出てくる。
畜産動物の鶏への扱いは相当ひどいけれど、実験動物のマウスへの扱いもかなりのものだ。

2015/04/09
鎮痛薬が脳梗塞に有効 マウス実験で確認、記憶力向上も 大阪・国立循環器病研究センター
腰や肩の痛みや神経痛を和らげる薬に、脳梗塞の進行を抑えたり記憶力を向上させたりする働きがあることをマウスの実験で確かめたと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)が9日発表した。
http://www.sankei.com/west/news/150409/wst1504090066-n1.html

2015/04/09
科学技術振興機構(JST)の研究チームがマウスを使い、2つの異なる記憶を人工的に連合させて、新しい記憶を作ることに成功しました。(中略)JSTの研究グループはまず、遺伝子改変マウスに「丸い箱に入った経験」と、「四角い箱で電気ショックを受けた経験」をそれぞれ独立した別の記憶として覚えさせました。
http://japanese.engadget.com/2015/04/08/mem/

2015/04/08
放射線医学総合研究所(千葉市)などの研究チームは8日、国際宇宙ステーション(ISS)に、マウスの受精卵を半年置く実験を行うと発表した。
宇宙の放射線が、受精卵に与える長期的な影響を調べる。
 計画では、ISSの日本実験棟「きぼう」にマウスの受精卵3500~7000個を運び、冷凍庫で保管する。半年後に地上で解凍してマウスの赤ちゃんを誕生させ、寿命やがんの発症率などを調べる。放医研の柿沼志津子・チームリーダー(放射線生物学)は「人体への影響を調べる基礎データを集めたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150408-OYT1T50079.html

2015/04/07
糖尿病のうち、ウイルス感染などをきっかけに発症するとされる1型糖尿病に関係する遺伝子を九州大学(福岡市)の研究班が世界で初めてマウス実験で特定した。人でも共通する遺伝子の仕組みがあると考えられ、ワクチン開発につながる成果だとして7日、英オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0407/mai_150407_4306203806.html

2015/04/06
遺伝性難聴の治療、マウスの実験で成功
遺伝子変異が原因の難聴の治療にマウスの実験で成功したと6日、順天堂大などのグループが発表した。
同じタイプの難聴患者は日本に3万人以上、世界に130万~220万人いるとされ、新たな治療法につながると期待される。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20150406-OYT1T50093.html

2015/04/06
宮崎大農学部の水光すいこう正仁教授(生物有機化学)と宮崎県JA食品開発研究所の研究グループは、県特産の完熟キンカンの皮に含まれる成分に、体の抵抗力を高める働きがあるとの研究結果を発表した。(中略)トレスを与えて抵抗力を低下させたマウスを用いた実験を行った。その結果、果皮の凍結粉末を水に溶かして与えたマウスでは、NK細胞の活動が通常近くまで改善された。1回分の投与量は、人に換算するとキンカン約1個分だった。
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150406-OYS1T50062.html

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表に出ている「成功例」だけでこれだけなら、裏の「失敗例」でどれだけの数のマウスが実験に使われているのか見当も付かない。メスの多くが性周期のために実験に不適格として処分されていることを考慮するとその利用数は相当の数になるだろう。

どれだけマウスを実験しても結果からはマウスのことしか分からない。
種差があるということは研究者もわかっているのに、マウスが湯水のように実験に使われる。
その理由はたった一つ。
人に対してできないような実験でもマウスに対してならできるからだ。そしてその実験から得た「発見」を「発表」できるからだ。


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