鎮痛剤のための動物実験

ヤンセンファーマ(ジョンソン・エンド・ジョンソンの一員。ヤンセンファーマの創薬研究はジョンソン・エンド・ジョンソンの研究所が行っている)が申請し、2014年3月に承認された鎮痛薬「タペンタ錠」

タペンタ錠の申請書類
http://www.info.pmda.go.jp/approvalSrch/ApprovalSrch


この鎮痛薬で行われた動物実験のごく一部を下記に抜粋。

鎮痛作用を確かめるために行われた動物実験

ホットプレートテスト
ホットプレート上に動物を置いて熱刺激に対する反応(尾や足を上げたり舐めたりする行動)を見るテスト
通常50度以上に設定される。
(「ホットプレート試験では温度を50度以上にする必要があるが,動物の足組織の損傷を避けるために上限は70度以下とする」動物実験の苦痛分類より)
hot.png

テイルフリックテスト
動物の尾に熱を加え、それを回避しようと動物が尾を振り動かす様子から痛みの度合いを測るテスト。通常温度は80度。
teir.png

ライジングテスト
発痛物質であるフェニルキノンを投与されたマウスがどのようにライジング(身悶えるような症状)を起すか観察する実験。
無題

歯髄刺激疼痛モデルうさぎ
うさぎの上顎切歯の歯髄(歯の神経)に刺激用電極を挿入し、電流を流して痛みを観察。
ha.png

術後痛モデルラット
ラットの後肢足底を切開し縫合、二時間後に痛みを観察。
jutu.png

内臓痛モデルラット
直腸バルーンを肛門から挿入し、バルーンをふくらませてラットの血圧の変化をはかる。
naizozu.png

マスタードオイル誘発炎症性内臓痛モデルマウス
マウスにマスタードオイル(マスタードオイルは、疼痛を惹起し、または侵害経路を刺激するためにさまざまな意識および麻酔モデルで用いられる)を直腸から投与して、その痛みを観察。
masuta.png



鎮痛作用を確かめるために行われた動物実験は上記の物だけではありません。
そのほか
神経障害性疼痛モデル
脊髄神経結紮モデル
など、悪魔でなければ思いつかないような、さまざまな独創的な方法で痛みを感じるモデル動物がつくられています。

また、鎮痛作用を確かめる動物実験だけでなく、他にも毒性試験、薬物動態試験、心血管系に与える影響を調べる動物実験なども行われています。






ジョンソン・エンド・ジョンソンは
これほどたくさんの動物を実験に使っているのに、それに対する説明責任を果たしていないだけではなく、環境省の「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」には厚生省の「厚生労働省の所管する実施機関における動物実験等の実施に関する基本指針」に違反している可能性が高い。
http://maypat01.blog.fc2.com/blog-entry-116.html



kita
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