人工心臓

東京大学で行われているヤギを使った動物実験

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写真は東京大学実験室のもの

「こうして製作した人工心臓を、研究室では、人体の重量に近いヤギに対して装着し動物実験を進めている。同研究室では完全置換型でヤギを150日間生存させることに成功しているが、これは動物に対しては世界最長の記録だという。また、最近の実験でも100日間の生存が確認されており、研究の成果を積み上げている。」
 「直近の実験で亡くなったヤギを解剖した際に死因として判明した点がいくつかあった。1つは、ポンプのベアリング部分に採用した非接触型の動圧軸受が接触し、溶血が発生していたという点だ。もう1つが、ベアリング部分の溝で発生した血栓が腎臓にかなり詰まっていたという点だ。さらにチタンの摩耗片などが発生していたことなども分かった。これらが複合してヤギの生体環境を脅かし、死因となっていたという。」
2014.11月MONOistニュースより)

東京大学ではこの動物を使った人工心臓の実験を1970年から実施しています。
いま研究している「次世代型」人工心臓は、2016年までに完成させ実用化することを目標にしているそうです。


この東京大学の医用生体工学講座 生体機能制御学分野 研究室で人工心臓を研究している方は、2014年11月の取材で研究動機をこのように答えています。
 「人工臓器はその臓器の機能や構造、生体としての仕組みを完璧に理解しなければ実現できない。生物を対象とした研究の成果を完全に自分のモノとし、それを自分の手で作り上げるということに魅力を感じた。また、人工心臓は生体研究と工学技術の両面が必要で、それらの最先端の科学に触れられることも興味を持った理由だ」
「人工臓器は基本的に成人向けのもので、子どもに向けたモノは現状ではほとんどなく、体制も整っていない。心臓疾患のある子どもが移植を受けるまでに“待機”する際に病気が重くなった場合、成人であれば人工心臓で命をつなぐことができるが、子どもの場合は難しい場合が多かった。そういう子どもを救いたいという思いがある」
2014.11月MONOistニュースより)





東京大学 医用生体工学講座 生体機能制御学分野 研究室 プロジェクトリーダー 様

はじめまして。
Webニュースで、貴研究所における動物を使った人工心臓の実験を知りました。

生物を対象とした研究に魅力を感じ、好奇心を追求されることは大変結構なことだと思います。科学の発展はそのような好奇心があればこそなのだろうと思います。しかし、その好奇心を満たすために動物を苦しめ殺してもよいのだろうかという疑問を持つ、わたしのような人は少なくないと思います。
税金を払っている以上、わたしはこの実験について責任があるとも考えています。
こういった動物実験が本当に必要なのか判断するために、下記の3点についてご回答いただけますよう、どうぞよろしくお願いします。

1、貴研究所では、人工心臓の研究のために1970年から動物実験をされてきたということです。44年間でどれだけの動物を実験に使われたか、種ごとに教えてください。(過去のものが分からなければここ4,5年のものでもかまいません)

2、1970年から貴研究所で行われている動物を使った人工心臓の研究が、人への治療に実際にどのように役に立ってきたのか教えてください。

3、ベルリンハートという小児用補助人工心臓の承認に向けた治験(臨床試験)が、東大病院など3施設で2012年4月から始まっています。ベルリンハートがあるのに、なぜ貴研究所で次世代型人工心臓の研究をつづけなければならないのか教えてください。


以上3点です。お忙しい中、ぶしつけな質問で恐れ入ります。
どうぞよろしくお願いします。


2014.11.25返信あり

大変申し訳ありませんが、学術的な公表以外は個別の問い合わせに対して従来回答しておりません。
よろしくお願いいたします。

東京大学大学院医学系研究科医用生体工学講座

再度メール

お忙しい中返信をありがとうございます。
いただいた内容では説明責任を果たされていないと思うのです。
「個別の問い合わせに対して従来回答していない」というのは
国立大学として大きな問題ではないでしょうか?

特に、44年間続けられたこの研究が役に立っているのかどうかについては
納税者に知らせてほしいです。
再度、2と3の質問だけでかまいませんので、
ご回答いただけますよう、どうぞよろしくお願いします。

2、1970年から貴研究所で行われている動物を使った人工心臓の 研究が、人への治療に実際にどのように役に立ってきたのか教えてください。

3、ベルリンハートという小児用補助人工心臓の承認に向けた治験 (臨床試験)が、東大病院など3施設で2012年4月から始まっています。ベルリンハートがあるのに、なぜ貴研究所で次 世代型人工心臓の研究をつづけなければならないのか教えてください。

2014.12.5
返信がないので東京大学 医用生体工学講座 生体機能制御学分野 研究室へ電話で問い合わせ
「こういう問い合わせについて従来より回答していない。自分で調べてください」
とのこと。
「調べたけど”人の役に立っている”という論文などは見つけられなかった。何十年もヤギを実験に使ってるのに何の役にも立っていないのならすぐにやめてほしいと思う」と再度回答を求めたところ、やはり答えられないとのことでした。









2014.11月MONOistニュース
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/18/news144.html
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1411/19/news004.html

ベルリンハート
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201208076155/

東京大学 大学院医学系研究科 生体物理医学専攻 医用生体工学講座 生体機能制御学分野 研究室
http://www.bme.gr.jp/bme/Top_Page.html



sou
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  • 2014/11/22 00:33
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  • 2014/11/22 00:39
最高学府が聞いて呆れますね。
要するに税金泥棒をしつつ大量殺戮をしていることを認めたってことですね。

  • 2014/12/05 20:29
  • URL
Re: タイトルなし
好奇心や探究心は、すばらしい感情だと思います。でもそのために動物を利用するのはやめてほしいと思います。節度を持ってほしいと思います
  • 2014/12/07 17:07
  • 動物の解放
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