まともな理屈ではない

2014年6月13日の朝日新聞に、安倍政権が目指す集団的自衛権行使について書かれてありました。

安部政権は集団的自衛権容認の根拠に、1972年の政府見解を引用しようとしているそうです。
しかしこの当時の見解は、行使が憲法上許されないと明記。そこから安倍政権は、むりやり行使を認める結論を導き出そうとしているそうです。つまり
「政府見解を一変させることを国民に納得してもらうため、従来の解釈を全否定するわけではないと強調する狙いがある」
実に姑息です。

このことについて、秀逸な記事が同新聞に掲載されていました。
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「まともな理屈でない」
72年の政府見解は集団的自衛権を行使できない理由を述べている。結論は明らかにだめだと書いてある。
一部を切り取ることが許されるならどんな解釈も可能だが、見解はあくまで全体で判断すべきものだ。そもそも集団的自衛権は、ちょっとだけ使うという便利なものではない。行使は戦争に参加することだから、日本が「必要最小限度の範囲」で武力を使ったつもりでも、相手国にとっては敵国となり、日本の領土が攻撃される恐れもある。
憲法9条、あるいは前文や13条をどう読んでも、集団的自衛権は否定されているという結論にしかならない。行使を認めるなら、それは憲法解釈とは言えず、憲法の無視だ。政府や自民党は72年見解を持ち出してきているようだが、解釈を変える論理としては耐えられず、まともな法律論ではない。
公明党が検討中とされる理屈も理解できない。集団的自衛権を使うのは、日本が武力攻撃を受けていない状況が前提になる。日本が攻撃を受けていないのに、国外で起きている事態がどうして「国民の権利を根底から覆る事態」になるのか理解できない。


メモ souke



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