きょうだい愛

動物に親子愛があることは知られています。

分娩後、半日でも一緒に過ごした母牛と子牛を引き離すと、お互いを求めて鳴きます。特に母牛は、子を求めて激しく咆えます。
豚は一般的に子育てが上手で、注意深く子供を育てます。自分が横たわるときは子豚を踏み潰さないよう、次第に体を倒していきます。神経質な母豚の中には、子豚の世話をする管理者に対して、それを妨げようと向かってくることもあるそうです。
卵が孵化する前から雌鶏と雛は会話をします。孵化する数日前になると雛は卵の中で声をあげるそうです。それに対して雌鶏が安心させる声をかけると、雛は喜びの声をかえします。雛が産まれてからも、雌鶏は子供に細心の注意を払います。体に悪いものを食べてしまわないよう、雛をまずい餌から遠ざけます。

しかし親子愛だけではありません。
動物のきょうだい愛も報告されています。

ヒメヤマセミ
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ヒメヤマセミは、お父さん、お母さんに加えて「お兄さん」が、大きな役割を果たしているそうです。巣の雛たちに、お兄さんも湖の魚を獲って運びます。その働きぶりは大変なもので、運んだ魚の量は両親と同じ量。巣に餌を運んだあとは、近くの木の枝にとまって、しばらく巣を見守ります。
ドイツの動物行動学者ライアー氏によると、1年たって生き残っていたお兄さんは54%だったそうです。そのうち自分の巣を持つことができたお兄さんはさらにその半分くらい。お兄さんは1年目にたくさん餌を与えたため衰弱してしまったのだろうと考えられています。



引用
豚は月夜に歌う ジェフリー・M・マッソン著
家畜行動学 三村 耕編著
動物に心はあるだろうか? 松島俊也著
※ヒメヤマセミの部分は「動物に心はあるだろうか?」より




メモveg
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Comment

鳥の愛情は素晴らしいですね。
鳥は愛情のある生き物ですね。

冷酷で無情な人間の多いこと。
  • 2013/12/15 21:43
  • 囚人
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