2012年5月 豚虐待

2012年5月 伊藤ハム アメリカ子会社による、ブタへの虐待行為が告発されました。
残酷な写真や動画があります。

ベジタリアン ベグブロさんより、転載


Wyoming Premium Farms’ (WPF)は日本企業伊藤ハム㈱の米子会社(イトウハム・アメリカ社)所有です。WPFはwheatland地方で平均11,000-13,800匹の雌豚と子豚を所有、他に3つの農場がワイオミング州にあり、全てイトウハム・アメリカ社の所有です。年間売上は最高で14億円。

image013.jpg

職員が子豚の(切り取った)睾丸を投げ合い"面白がって"母親に食べさせているのを潜入調査員は見た。


image014.jpg
写真 板の間から落ちてぶら下がって死ぬ多くの子豚のうちの2匹、下は糞尿溜め 

image015.jpg
写真 1日分の子豚の死骸 




・施設は不潔だった。ミイラ化した子豚の死骸、掃除されてない妊娠檻で生まれた子豚たち、そして通路には切った尾、睾丸、糞、壊れた電球、プラスチックや金属ゴミ、カビた餌があった。調査員はこれらのプラスチックや金属が入ったゴミを全部はいて集め、妊娠豚舎の豚に餌として与えるように言われた。
・誰かが不注意で水の栓を止めてしまったため、母豚が何日も水が飲めず死んだ。
・離乳日に子豚を取り返そうとして母豚が骨折した。
・地上から2.5mはあるパイプの上に子豚を乗せて楽しむ職員達。
・病気もしくは障害で動けない母豚の状態を調査員が知らせたにも関わらず、獣医診療されずにおそらく脱水と餓えで死んだ。
・産まれたばかりの子豚が糞尿で満たされた浅いくぼみに落ちて体がアンモニアで焼けており、調査員が主任にどうしたらこのようなケガと死を避けられるか助言したが実行されなかった。

HSUSはタイソンフーズ(米食肉大手)に肉を供給しているWyoming養豚場(伊藤ハムの米子会社所有)で隠し撮り調査を実行しました。そして地方当局に結果を通知ました。
撮影したのは2012年4月ワイオミング州にある養豚場です。映像には、職員が子豚をサッカーボールのように蹴り、子豚の足をもって弧を描いて振り、ゲンコツで母豚を殴り、子供と離れるのを抵抗する母豚を何度も暴力的に蹴っています。
ある時は、後ろ足を骨折した母豚のおしりの上に体重のある職員が座ったり乗って跳ね、母豚は痛さに悲鳴をあげます。
また膿瘍(うんだできもの)や直腸脱出、子宮脱出のケアをされていない豚、ミイラ化した子豚の死体、細い床板から落ちた赤ちゃん子豚はぶら下がって死んでいるか、糞尿プールに落ちているのを調査員は見つけました。
HSUSはPlatte郡保安官事務所へ調査証拠を渡し、正当ならば刑事告訴をするように求めました。
HSUSのCEOはこう言っています。「なぜ多くのアメリカ人が養豚産業の改善を求めるかは、この養豚場でのショッキングな虐待が示しています。またタイソン・フードと他の会社がこの地獄のような恐ろしい場所から豚を購入していれば大きな動揺を招きます。これらの企業間のつながりは明日にも終わらせてほしい。」「妊娠豚用檻は生涯豚を拘束します。もはやアメリカの公衆に受け入れられません。」
妊娠豚用檻の事実
幅たった1mの妊娠豚用檻はほぼ一生涯動けません。これは感染、傷、精神ストレスなどの健康問題を引き起こします。広範囲な科学研究で、妊娠豚用檻は苦痛を引き起こすことが分かっています。
米国の8つの州とEUは妊娠豚用檻の段階削減が法律で決まりました。マクドナルド、ウェンディーズ、バーガーキングを含む上位ファーストフードチェーン店は妊娠豚用檻を無くすと約束しました。巨大豚肉生産業者のスミス・フーズ社とホーメル社は所有施設から5年以内に100%妊娠豚用檻を無くすと言っています。カーギル社は50%です。
有名な動物科学者のTemple Grandin博士はこう言っています。「動物は正しく扱われなくてはならないと強く感じます。そして妊娠妊娠豚用檻は無くならなければなりません。」
HSUSはタイソン・フーズに対して競合企業に加わり、妊娠豚用檻の段階削減を約束するように要望しています。

HSUS


Wyoming Premium Farmsは、デンバーに(米子会社)本社を置く日本企業伊藤ハムによって所有されている。伊藤ハムとWyoming farmに問い合わせたが話中になっており、メールボックスはこれ以上受け付けなくなっていた。

CBS

タイソンの広報は、タイソンの工場でWPFの豚は使用していないが、タイソンの子会社がWPFの豚を購入販売しているのを確認したなどと述べた。

Arkansas News Bureau
Cicago Tribune
Huffington post
FOX



転載終わり



HSUSにより撮影された、伊藤ハム アメリカ子会社の養豚場のそのほかの写真

image020.jpg

image018.jpg
これがベグブロさんの言われている「妊娠豚用檻」。妊娠した豚を管理しやすいように使われます。日本の農家でも80%以上で使用されています。


image019.jpg
image017.jpg

日本のブタを含む、多くのブタはうまれると、まず歯の切断が行われます。
(閉じ込め飼育、過密飼いから母親の乳房を傷つけたり、兄弟を傷つけるのを防ぎ、肉生産に支障をきたすことを防ぐため)

1~2日齢でしっぽの切断。
(単純な環境、過密飼いによりしっぽをもて遊びかじり、おしりまでかじり、肉の生産に支障をきたすのを防ぐため)

3~7日齢で去勢。(雄臭のない肉に仕上げるため)耳の一部の切り取り(個体識別のため)


これらの体の切除はすべて麻酔なしでおこなわれます。

2009年に発表された論文では、「豚は隠された食べ物を見つけるのに、鏡を使うことができる」とあります。

研究チームによると『畜舎に鏡を置いたところ、豚たちはすぐさまそれに興味を持った。このきらきらと反射するものに近づいていって鼻先をぶつけると、今後は鏡の後ろに何があるかを確認した。そして納戸も方向を変えて自分の姿をさまざまなアングルから確認していた』


安い価格で取引されるブタや鶏は狭い場所で、過酷な飼育をされることが多いです。

管理しやすいようコンクリートやスノコの上で、窓のない、狭い豚舎の中で飼養されるブタは、ワラがないのに、巣つくりの真似事をします。

環境省の出している動物の飼養指針では、牛やブタや鶏などの家畜は「産業動物」と記されています。

しかし、牛やブタや鶏自身は経済動物ではなく、私たちと同じように、非効率・非経済であっても、自分の幸せを求めます。

よりよい選択は、動物性の物を食べない、という選択です。動物性食品に含まれていて、植物性食品にから十分に摂取できない栄養素はないからです。伊藤ハム子会社ほどのひどい行為でなくとも、利益優先の工場式畜産で動物たちは大きな負担を強いられ、豚は本来の寿命よりはるかに短い半年程度でと殺されます。
どうしても豚を殺して食べたいのなら、最低限、ブタのしあわせが満たされるような飼い方をしなければならないです。
どうせ殺して食べるなら、何をしてもいいというのであれば、人間はどうせいつか死ぬのだから、どんな目にあってもいい、ということになります。

2012.5.18
伊藤ハムに問合せたところ、現在、現地に行って事実関係を調査中だとのこと。

このワイオミング州の伊藤ハムの養豚場では、子豚の生産を行っており、その子豚を他の業者へ卸しているとのこと(他の業者がその子豚を育て、食肉にする)

伊藤ハムは北米から豚肉を仕入れており、ワイオミング州の伊藤ハムの養豚場の豚の肉が、日本国内で伊藤ハムの商品として売られている可能性はある、とのこと。
伊藤ハム直営の九州の養豚場では「決してこのようなことはない」とのこと。

2012.5.22
伊藤ハムへ、調査結果が明らかになったかどうか問合せたところ、まだです、とのこと。
現地調査に出発したのは先週の日曜日ごろだとのこと。

また、前回、伊藤ハム直営の九州の養豚場では「決してこのようなことはない」といわれたことについて、なぜそういいきれるのか、どのような監視体制がとられているのか聞いたところ、「九州に直営養豚場があるというのは間違いでした。申し訳ありません。現在日本国内には直営の養豚場はなく、伊藤ハムは、肉を仕入れ加工しているだけ」とのこと。(追記:後日再確認したところ、伊藤ハムの関連会社、鹿児島のサンキョーミートで黒豚(子豚)生産が行われていました。ただその生産量はごく少ない、とのこと。2013.10.20伊藤ハムに確認したところ、サンキョーミートに伊藤ハムからの出資はゼロとのことでした)

伊藤ハムが持っている家畜飼育場はアメリカの、このワイオミング州の養豚場と、ニュージーランドにある牛飼育場だけである、とのこと。(追記:関連会社サンキョーミートで一部子豚生産あり)
電話に応対された方はこのHSUSの潜入動画を、見たといわれていました。
「一刻もはやく改善しなければ、ブタがかわいそうです。
伊藤ハムの製品を買っている人は多いと思う。このような事実を知ったら驚く人も多いと思う。伊藤ハムの製品を買うということは虐待に加担するということになってしまう。アメリカではFOXやCBSでニュースになっているのに、日本では報道されない。
きちんと、こういう虐待があったことを公にし、今後二度とこのようなことが起こらないよう、改善策を明らかにしてほしい。また電話します」

2~3日後にまた電話してみます。

現地に行っている人が誰なのか、CSR部の誰かが行っているのかについては、教えてもらえませんでした。

2012.5.23 伊藤ハム、発表
米国関連会社における家畜の不適切な取り扱いについて

2012.5.23
伊藤ハムは「家畜への不適切な取り扱いについて」をHPで掲載されましたが、具他的な改善策についてはなんら明らかになっていません。
そのことについて問い合わせたところ、「第3者機関をとおして調査中で、改善策については、今後話し合っていく」ということでした。

どのような改善策をとるのか明らかになったら、HPで掲載してほしいというと、検討してみます。とのことでした。
また、アメリカのいくつかの州で禁止になっている妊娠ブタのクレート飼育(閉じ込め飼育)について、ブタの福祉の改善のために禁止してもらえないかという問いには、「それも含めて改善策を検討していくと思う」ということでした。

ニュージーランドの伊藤ハム直営の牛飼育場ですが、伊藤ハムはファイブスターという牛肉のブランドを持っていて、その肉になる牛がそこで育てられているということです。
http://www.itoham.co.jp/product/brand/kokumotsu/nz.html

2012.5.25
活動仲間のケイさんが、伊藤ハムへ「自らのおこした虐待行為をマスコミに公表し、謝罪しないのか」と伊藤ハムへ問うたところ、
「今回のことはアメリカ合衆国の法に反しておらず、法に抵触してはいない」と答えたそうです。
http://blog.goo.ne.jp/grandemperor/e/dcd4341636523eb8a45a3b14734f092b

2012.5.28
伊藤ハムの発表した『家畜の不適切な扱いについて』のなかに書かれてある「家畜の適切な扱いについて定期的に指導・教育・研修を行ってきた」の一文について、banbiさんが、どういった教育をしてきたのか、教育をしてきてなぜこの結果なのか?問合せたところ、「それについては調査中で、そろそろ現地から調査員がもどってくるはず」だとのこと。そのほか「会見を行う予定はないのか」「クレート飼育は動物虐待ではないのか」についても問合せされています。
http://ameblo.jp/animalliberation/entry-11263333978.html

2012.5.29
伊藤ハム広報 0798(66)1231へ問合せ
いつものとおり、お客様相談室へ回そうとされたので、広報部としての対応を教えてほしい、と言い、「あのぺらぺらの紙一枚で、ことを済ませるのかどうか教えてほしい。伊藤ハムの東京工場の地下水からシアン化合物が検出された事件では、重役か誰かが記者会見していたが、そういう場所での謝罪はないのか、また具体的な改善策の明示はされないのか」

「まだ現地から調査員が戻ってきていない為、わからない」とのこと。

神戸・大阪梅田・なんば・京都などで動物の権利の為の活動を、有志で行っていることを伝え、あの虐待行為に対して、紙一枚で済ませるということなのでしたら、市民レベルで抗議活動をしていきたいと考えています、というと、「折り返し連絡するようにします」とのことで電話番号を伝えましたが「折り返し連絡できるかどうかはわからない」とのこと。

調査員のかたが現地入りして、2週間ほど経過。

2012.5.30
伊藤ハムお客様相談センターより電話。「視察から帰ったら、どう対応していくか、新たに公表することになると思う」とのこと

2012.5.31
活動仲間のさっち~が伊藤ハムに、今後の対応について問い合わせたところ、いつも応対されるお客様相談室の方が、また電話に出られたそうです。声がかれて、つかれきっていた様子だったそうです。
伊藤ハムの上層部に、今後の対応について、記者会見しないのか、クレート飼育(閉じ込め飼育)を今後も続けるのかを聞きたく、フリーダイヤルでなく、直接本社にかけても、お客様相談室に回されます。このような対応の仕方は間違っています。

経営方針を決める人が、私たちからの抗議を受けるべきです。上層部が決めた経営方針が、このような酷い行為につながっているのです。

2012.5.31
伊藤ハム、新たに発表 
米国関連会社における家畜への不適切な取り扱いに関する調査結果並びに再発防止策について

(妊娠ブタ用檻廃止活動)→
http://maypat01.blog.fc2.com/blog-entry-3.html



スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。