鳥インフルエンザ 殺処分



この泡殺鳥機での殺処分動画、残虐です。
ほんとにアウシュビッツです。

イスラエルで2014年に撮影されたものだろうということですが、この泡殺鳥機は日本でも、鳥インフルエンザ等の家きんの伝染病が発生した際の大量殺処分機材として用意されており、「鳥が泡を飲み込むことにより、低酸素症に陥り安楽殺する」とされているものです。
でも動画を見れば分かりますが、これは安楽殺ではなくてホロコーストです。



高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針
平成27年9月9日農林水産大臣公表
(5)と殺は、動物福祉に配慮しつつ、二酸化炭素ガス、泡殺鳥機等により行う。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/150909_hpai_guide.pdf

動物検疫所における水際対策と広報活動について 農林水産省 動物検疫所 門司支所
「内で口蹄疫等が発生した際に備えた緊急防疫用機材泡殺鳥システム広域防除機泡殺鳥システム
鳥インフルエンザ等の家きんの伝染病が発生した際の大量殺処分機材です。
鳥が泡を飲み込むことにより、低酸素症に陥り安楽殺されます。」

http://www.maff.go.jp/j/syouan/johokan/risk_comm/r_kekka_flu/pdf/20130928_02.pdf




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強制収容所 ブロイラー

強制収容所 ブロイラー 

日本で、鶏は平均すると1日に200万羽以上、と殺されています。
(2013年度 農林水産省統計より)


と殺
鶏は生きたまま、輸送用容器に入れられ、食鶏処理場へ輸送されます。
輸送用容器は一般に穴の開いた籠であり、輸送中も処理を待つ間も数段積み重ねられています。その間高いところの鶏の糞尿は、低いところの鶏にかかります。
籠につめられ輸送される鶏は大きなストレスを受け、排便の回数を増加させます。輸送時間が長くなると腹腔および内臓の微生物汚染が高まるという研究もあります。
胃の内容物をなくし、輸送・食鳥処理過程での糞便汚染を最小限にするために、出荷前は絶食処置がとられます。
一般的な処理過程は、まず懸鳥(逆さ吊り)され、そのままスキーリフトのようなコンベアで運ばれていき、その後、頚動脈の切断・放血(2~3分)が行れ、→湯漬(60度前後)→脱羽と進む。
(参考:「食鳥処理衛生ハンドブック」)

※懸鳥前に二酸化炭素による気絶方法をおこなっているところもあります。この方法だと、懸鳥時のストレスをなくすことが可能。(しかしたくさんの鶏を一時に扱うため、二酸化炭素による気絶が十分行なわれぬこともあります)



肉用鶏(ブロイラー)
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ブロイラーは、経済性を追求するために、合理化された大規模な密閉型の鶏舎の中に収容され、通常他の生産システムより高い飼養密度で飼養されており、日本では一般的に1㎡当たり16羽前後の過密飼いとなっています。
徹底した育種改良の研究により、自然界の鶏は成鶏に達するのに4~5か月かかるところをブロイラーは50日程度で成鶏に達します。

その急激な成長はブロイラーに身体的負担を与えます。

イギリスの研究では、ブロイラーの30%近くは体を支えることが難しく歩行困難となり、3%はほとんど歩行不能となっているとのこと。また、心臓にも負担がかかり、100羽に1羽は心臓疾患で死亡することが報告されています。
(2008年ALIVE海外ニュースより)

『ブロイラーの1/4は、一生の1/3を慢性的な疼痛の中で生きているだろう』(「動物への配慮の科学」より)

『食欲中枢がマヒするまでに改良されたことにより過食し、骨や心肺機能の成長が追い付かないことからくる骨折や腹水症が起こりやすい。』
(「畜産技術」2008年12月号)

日本におけるブロイラーの出荷までの淘汰率は全国平均4~5%。
(2008年調査 畜産技術協会資料より)
淘汰される鶏は削痩・発育不良, 脚弱を示しています。

歩けなくなったブロイラー
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ブロイラーの飼育方法
日本のブロイラー養鶏は99.9%が平飼いです。農林水産省がブロイラー生産量を初めて公表したのが1960年。1965年以降ブロイラー生産が本格化・大量化するとともに、それまで発生の見られなかった新しい疾病が多発するなど伝染病の危険が増大し、飼料添加薬、ワクチン、抗生物質、抗菌剤の飼料への配合などが常用されるようになりました。
本来動物は一ヶ所に大量に詰め込まれて生活する生き物ではありません。異常が起こるのは当然といえます。
ブロイラーは過去、採卵鶏と同様、バタリー方式で飼育されていましたが、その生産が本格化・大量化するとともに平飼いへ移行。

衛生面から、同一の鶏舎に同じ孵化日の雛だけをいれ(オールイン)、これを育てて全て出荷する(オールアウト)、オールイン・オールアウト方式が主流。また、採卵鶏と違い雛の雌雄鑑別は行われません。
※オールイン・オールアウト方式は採卵鶏場でも採用されています。

入雛 
徹底した除糞・殺虫・水洗・消毒が行われた鶏舎へ、購入した雛が入れられる。(雌雄別飼方法と混飼方法とがある)
温度管理 
雛は、羽毛の発達が未完成で、放熱されやすいため、寒さに弱い。鶏には汗腺が殆どなく、呼吸によって体熱を放散させるため、高温下に長時間置かれると過呼吸となり熱射病になる。特にブロイラーは短期間で大型に成長するよう改良されていることや、高密度での飼養による床面付近の温度上昇などから熱射病にかかりやすい。
換気管理 
鶏は気嚢を持っており、その大きさは成鶏で肺の約9倍あり、酸素消費量は豚・牛と比べて3倍以上である。そのため有害物質(鶏の排泄物から発生したアンモニアなど)の鶏舎内での滞留は鶏の健康に悪影響を及ぼす。
光線管理 
照明時間を長くすることで、摂食行動を活発にさせ増体を促進させる、などの理由から、24時間点灯、夜間点灯、23時間点灯・1時間消灯などの光線管理が行われる。日本のブロイラー養鶏では約90%が光線管理を行っている。動物福祉の点から、欧米の照明基準では暗期の設定が行われているが、日本では一般的に暗期の設定は行われていない。
出荷 
生後51~55日、体重2.5~3㎏で出荷される。

ブロイラーは一羽、1000~1500円程度で取引されます。



恐竜の子孫である鶏は、朝起きたら羽ばたきし、見繕いをし、地面をつつき採食し、1匹の雄を頂点とした秩序だった生活を好む生き物です。
鶏は40~80羽くらいしか他個体を識別できません。鶏は社会生活を営む動物であり、群れにははっきりとした順位がありますが、個体密度の高い屋内に、数万羽単位で閉じ込められる環境では、社会秩序を維持することができず、鶏には大きなストレスとなります。
鶏は野生の時からの習性が残っていて、木の上に止まって寝る習性があり、飛び上がる羽・足の力を鍛えるためにも止まり木は欠かせませんが、鶏舎の中に止まり木があるところはゼロ(※)に近い。
(※畜産技術協会 アニマルウェルフェアに対応した家畜の飼養管理に関する検討会議事録より)

また、欧米で動物福祉の指標のひとつとして議論されている、ブロイラーにおける趾蹠皮膚炎(FPD)ですが、日本におけるブロイラーのFPDの発生状況の調査(2011年鹿児島大学による)では、近年、日本においてFPDにより廃棄されるものが増加傾向にあることが分かっています。
また「FPDは調査した全ての鶏群で観察され、一部の鶏群では全ての個体にFPDを認めた」など広範囲にわたり、高率にFPDが発生していると報告されています。PFDの発生要因として、床状態の悪さ、飼育密度の高さなどが考えられています。FPDが重度になると、鶏は疼痛による歩行困難、発熱ストレスに苦しみます。
この趾蹠皮膚炎は、海外ではペナルティが科せられる国もあります。
趾蹠皮膚炎の増加は死亡率の増加ともも肉量の低下につながります。
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歩けないブロイラーの雛

統計
2009年度のブロイラーの飼養戸数は、2,392 戸。1億714万のブロイラーが飼育されている。
1戸あたりの飼養羽数は年々増加しており、2009一戸当たり平均44800羽 2009年度)
近年、鶏肉の国内自給率は60%台後半~70%台で推移している。
(参考:農林水産省、財務省資料)
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ブロイラーの雛

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一生を建物の中ですごします。


ブロイラー関する法規制
(ブロイラーが命あるものとして守られる法規制は、「ない」と言えます)

動物の愛護および管理に関する法律
畜産動物は、動物愛護管理法の対象動物であり、第44条の罰則の対象動物である。しかし第10条の動物取扱業の登録を要する対象動物ではない。
また動物愛護管理法に、畜産動物に限定した条項はない。

産業動物の飼養及び保管に関する基準 
「産業動物の衛生管理及び安全の保持」「虐待の防止」などが記されているが、この基準は努力義務のみである。ごく簡単な内容で、具体的な飼養方法についての記載はない。

アニマルウェルフェア(動物福祉)に対応した採卵鶏の飼養管理指針 
農林水産省の要請で、畜産技術協会が作成、2010年公表。国際的なアニマルウェルフェアへの取り組みを受けて作成された指針。罰則はなく、拘束力は弱い。具体的な飼養方法、数値目標も記載されているが、飼養密度の推奨数値は1㎡あたり16羽前後、光線管理については暗期の設定の義務付けがないなど、動物福祉からは遠いものとなっている。

家畜伝染病予防法
家畜の伝染性疾病の発生の予防とまん延の防止のための法律。家畜伝染病予防法施行規則第21条において規定された飼養衛生管理基準には「家畜の健康に悪影響を及ぼすような過密な状態で家畜を飼養しないこと」とある。また、毎年、飼養衛生管理基準の遵守状況について調査が行われ、家畜伝染病予防法第十二条の七に基づき、毎年インターネットで公表されている。
そのほか、動物福祉に関する項目はない。
 
養鶏振興法
種卵(ふ化させるための卵)を生産する種鶏業者と、鶏のひなを生産するふ化業者に関する法律。種卵・ひなの表示規定や、ふ化業者の登録について記されている。「施設の整備」の項で、種鶏やひなが病気にかからぬようにすること、という努力義務が記されているが、その他に動物福祉に関係する条項はない。

家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律(家畜排せつ物法)
家畜の排泄物の処理や保管、有効利用について記されている。動物福祉に関する条項はない。

食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律
鶏のと殺(食鳥処理)事業の許可、公衆衛生上必要な措置などについての法律。食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律施行規則(厚生労働省令)に「食鳥の集荷に当たっては、異常なものの排除に努めるとともに、生体の健康の保持に留意して輸送すること」とあるほかは、動物福祉に関する条項はない。

動物の殺処分方法に関する指針 (殺処分方法のみでなく、と殺にも適用されます)
環境省告示。「できるだけ苦痛を与えない」「社会的に容認されている通常の方法」などと記されているが具体的な方法については明記されていない。


肉用ではなく、採卵用鶏についてはこちら→
http://maypat01.blog.fc2.com/blog-entry-9.html



メモ veg
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