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動物実験代替法

「医学の進歩のために動物実験は必要」
などといって
安易に抵抗できない動物を束縛し痛みを与え続ける研究者がいまだたくさんいますが、
実際には動物を使わない代替法が開発され、時代はそちらにシフトしようとしています。

動物を使う研究は、もう時代遅れです。

世界で最も精巧な」頭部3次元CGデータ、東大が無償公開
2019/01/11
東京大学は1月11日、人間の頭部を精巧に再現した3DCGデータ(ポリゴンモデル)の無償提供を、専用のWebサイトで始めた。人の解剖所見や教科書を参考に作られた1000パーツ以上におよぶモデルで、随時アップデートするという。非商用、研究・教育用途限定で使用でき、そのまま3Dプリンタで造形することもできる。
(中略)
内閣府・革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の「バイオニックヒューマノイドが拓く新産業革命」の研究の一環として開発されたもの。バイオニックヒューマノイドとは、高感度センサーを内蔵した精巧な人体モデルで、人間や実験動物の代替になるもの。人の精巧な3Dモデルは、バイオニックヒューマノイドの設計図としての役割を担っている。

動物実験をゼロへ。未来の新薬開発に期待高まる、薬の作用をコンピュータ・シミュレーションする研究
2018/03/16

安全性は担保しつつ、より倫理的な方法へ。

これまで新薬の開発において、ネズミやウサギなどの動物たちが重要な役割を担ってきました。ところがいま、バーチャル技術を活用してこうした動物たちの命を救おうと励む科学者たちがいます。

先日、イギリスの国立動物実験代替法センター(NC3Rs)によって2017年国際アワードに選ばれたのは、オックスフォード大学の研究チーム。生き物の代わりにコンピュータシミュレーションで薬の作用について研究する彼らは、昨年9月にFrontiers in Physiologyで公開された論文で次のような結果を明らかにしています。

実験では、人間の心細胞のコンピュータモデル「Virtual Assay」とよばれるソフトウェアを開発し、数千ものシミュレーションによって62種類の薬と15種類の化合物がどう作用するか調べられました。臨床データと照らし合わせたところ、たとえば不整脈を引き起こす物質は89%の確率で推測できることが実証されました。これは、ウサギの心臓細胞を使った旧来の実験方法では75%の確率であったのと比べても高い精度だとわかります。

論文の筆頭著者であるElisa Passini氏は、ネズミ、ウサギ、モルモット、イヌ、ブタを含め「心毒性を調べるのに、現況ではさまざまな動物を使った前臨床試験が行なわれている」として、このフェーズでは「最低でも年間6万匹以上の動物が使用されている」と、指摘しています。このプロセスを彼らが開発したモデルに置き換えることで研究の初期段階において「科学」という名のもと命を奪われる動物の多くを救えるはずだと考えを示しています。

また同氏は、長らくのあいだ新薬の治験でコンピュータモデルは、有望なツールとして売り込まれることはあってもメジャーになることはなかったと指摘します。今回のソフトウェアは、専門家でなくても簡単に操作できるよう開発されたほか、従来のシステムよりも高精度であるとのこと。たとえば最近の研究では、細胞膜がイオンを通過させる動き方に基づいて9種の心細胞プロファイルを作成し、特定の薬物による不整脈のリスクが高いプロファイルを見つけ出しています。

動物の命を犠牲にすることなく、薬の作用について着実に分析できるならば、心細胞に限らず幅広い領域で活用できることが期待されます。

実際のところ、現時点でアメリカのメルク・アンド・カンパニー、ベルギーのヤンセンファーマのほか、すでに製薬会社4社において新薬開発や安全への取り組みに使用されているといいます。また今後は、このソフトウェアを使用して心臓の収縮や血液の循環に薬がどのように影響するか研究が予定されているほか、現段階で痛みや2型糖尿病といった分野での研究も進められているようです。

【アメリカ】 UL、動物実験に頼らないREACH規則毒性試験を可能にするソフトウェア開発
2017/03/31

UL認証で知られる米認証機関UL(Underwriters Laboratories)は3月13日、環境認証を行う部門UL Environmentが、動物実験を行わずにEUの化学物質ルール「REACH規則」に基づく有害性試験が可能となる新たなソフトウェア「REACHAcross」をリリースした。同種のソフトウェアとしては初めて、人工知能型アルゴリズムの一つ「機械学習」機能を搭載した。

 REACHAcrossには、精度の高い類推(Read-across)を用いた定量的構造活性相関(QSTR)に基づく分析ができることが大きな特徴。通常、新規開発された化学物質をREACH規則のもとで有害性や安全性を試験する際には、動物実験を行い致死量やダメージ量などの計測を行うことが多い。そのため、実験に用いられた動物が死に至ることも多く、動物実験の削減の必要性が指摘されていた。定量的構造活性相関法では、化学物質の構造から薬効を予測し、従来動物実験によって得られた有害反応ポイント「エンドポイント」の反応を推定することができる。またRead-across法を用いることで、過去に試験をしていない化学物質も、試験データのある類似物質から有害性を推察できる。


ゼブラフィッシュに代わる実験動物としてコンピュータ上で再現したゼブラフィッシュの3Dモデルが登場
2017/01/16

小型魚のゼブラフィッシュは年間2000万匹が脊椎動物のモデル実験動物としてさまざまな研究に利用されています。しかし、実験に用いられる動物の数を減らせるのではないかということで、ニューヨーク大学タンドン工科校がコンピュータープログラムの3D空間でゼブラフィッシュの動きを再現する仕組みを開発しました。
研究グループは2015年に最初のゼブラフィッシュの2Dモデルを作成。その後、2017年の段階では速度調整や壁との相互作用、個体ごとの泳ぎ方の違いなどまでが反映された3Dモデルが登場しています。これらの改良により、コンピューター内の「ゼブラフィッシュモデル」を用いて、様々な動物実験が行えるようになるとのこと。
このゼブラフィッシュモデルで前臨床病期の研究を進める予定だと語ったのは、グループの一員であるMaurizio Porfiri氏。ちなみに、ゼブラフィッシュを入れた水槽の大きさと泳ぐスピードについて、研究グループでは相関性があると考えています。もしこれを本物のゼブラフィッシュを使って検証するのであれば、膨大な数のゼブラフィッシュが必要となるところですが、ゼブラフィッシュモデルであればシミュレーション用の計算時間さえかければ数を増やすことは容易です。
ただ、現時点ではまだゼブラフィッシュの動きを「完全再現」しているとはいえず、より正確なモデルを準備しているとのこと。
Porfiri氏は、ゼブラフィッシュモデルを利用することですべての動物実験を代替できるわけではないものの、動物を用いた実験の数は減らせるのではないかと語っています。


ラボ・オン・ア・チップ- 体の部位の働きを再現できるテクノロジー

『医学文献を元に、研究結果を検証すると、人間と動物の結果は大半が不一致だ。人間の病気の研究には人の細胞や組織を使うべきだ。だがそれには反論がある「細胞では体全体を把握できないという意見だ。
その反論への答えは「ラットも犬も猫もサルも、人間のかわりにはならない」ということだ。体全体を把握するためには、まずは人間の細胞を使うべきだ。その次に細胞群、次に臓器の断片を使って、細胞群の相互作用を見る、次の段階が体の部位の働きを再現できる「ラボ オン ア チップ」などのテクノロジーだ。もちろんこれは完璧なやり方ではない。
しかし生物学に100%などというものはない。

”不完全であるが人間のデータを使うか” もしくは”人とは不一致だが「動物の」完全なデータを使うか”のどちらかだ。

わたしは獣医として、同情心のある人間として、倫理的、科学的観点から動物実験に反対する。
動物実験はもっとも醜い行為のひとつだ。
医学史上最大のあやまちだ。
早くそれに気がつけば、動物だけでなく人も救われる。』

(字幕あり)
動物実験に反対する科学者団体Antidote Europeの
アンドレ・メナシュ博士


日本でもチップ上で人体を再現するという方法が開発- チップに人体再現、薬効をチェック 東海大・東大など
2014/10/6

 「東海大学の木村啓志講師と東京大学の藤井輝夫教授らは、薬の効き目や副作用を調べる手のひらサイズの『人体チップ』を開発した。プラスチック製の基板上にヒトの腸や肝臓などの細胞を培養し、腸から吸収した抗がん剤が肝臓で代謝され肺がん患部に到着する様子を再現した。新薬を開発する際に動物実験の代わりになる。5年後を目標に実用化をめざす。」


軍事予算は受けない、動物実験もしない---一部科学者が極度に倫理的な研究スタイルを追求
2015.01.08 

『最近、一部の神経科学者たちが自らの研究成果が軍事転用されるのを恐れ、軍事予算を拒絶し始めたという。彼らは独自に開拓したルートから研究予算をねん出している。また神経科学(脳科学)の研究に不可欠な「動物実験」も非倫理的であるとして拒絶し、元々、癲癇など神経疾患の患者から(恐らくは治療目的で)採取された脳細胞などを使って、基礎研究のための実験を行っているという。
こうした新しい世代の科学者たちはまた、研究の透明性にも心を砕いている。たとえば自分たちが実験で発見した現象や関連データなどを無条件で(恐らくはインターネット上で)公開し、必要とあれば最終結果が出るまでの途中経過さえ公開しているという。
彼らがここまでストイックな研究スタイルを追求する理由は、先端科学の悪用や暴走の可能性が今、かつてないほど現実味を帯び始めているからだという』





メモ Veg
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アフリカ豚コレラ 生きたまま燃やされる豚たち

  • Day:2019.01.28 01:39
  • Cat:
アフリカ豚コレラの発生が相次いでいる。
中国農業農村部は、2019年1月14日までの累計殺処分頭数は、豚およびいのしし併せて 91.6 万頭であると公表した。
豚たちはただ殺されるのではない。言語を絶する拷問を経て、殺されている。


ドイツの農家が2019年1月18日にTwitterに投稿したもの。
生きた豚が油圧ショベルで巨大な穴の中に落とされている。穴の中では数えきれない豚が折り重なり、動き、鳴き続けている。詳細:Video: Swine fever pigs buried alive in China



生きた豚たちと一緒にわらの草が、10メートル以上の深さの大きな穴に落とされ、火を点けられた。豚は燃える痛みで、穴の中を逃げまどい、黒焦げになっていった。 詳細:東方日報 2018年12月24日 非洲猪瘟悲惨一幕 活埋生猪烈火烧惨叫声震天








家畜伝染病が発生した時、優先されるのは動物の福祉ではなく、スピーディーな殺処分・消毒・埋没だ。
2010年の宮崎の口蹄疫でも牛や豚は安楽殺ではなく、消毒液を注射された。鳥インフルエンザで鶏が大量殺処分されるときも、一羽一羽きちんと死んでいるか確認もせず埋没処理は進行する。
中国のこの動画を見て他人事のように「中国は残酷だ」と眉を顰めるだけにとどまるのか、肉を食べるのを止めてこの苦しみに終止符を打つべく行動を起こすのか、豚たちの悲鳴を止められるかどうかは私たちの選択にかかっている。

牛乳のための牛の苦しみ 酪農(日本)

  • Day:2019.01.10 13:57
  • Cat:
この動画と写真は、日本の酪農場のものです。
乳を搾るために、飼育されている牛たちです。
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乳牛
人間と同じで、牛の乳も子供を産まなければ出ません。牛の繁殖はほぼ100%人工授精でおこなわれています。よりたくさんの乳を搾り取るために、出産後1~2カ月で次の人工授精が行われます。雌の牛たちは、人工授精→妊娠・出産→搾乳→人工授精→妊娠・出産・・と繰り返され、分娩前の50日間の乾乳期をのぞいて、ずっと乳を搾り取られていることになります。
牛乳と聞いて、広々とした草原で草を食む牛の姿を想像する方もいるかもしれませんが、実際には日本の酪農で放牧はほとんど行われておらず、繋ぎ飼いが日本の乳牛の主な飼育方法です。牛の寿命は本来20年ほどですが、牛乳のために飼育される牛たちは、乳量が少なくなり生産性がおちる5,6年目に出荷、と殺されます。乳を搾られ続けたあとのその肉は硬く、安値で取引され、加工食品の原料や、肥料や革製品などにも利用されています。


つなぎ飼い
日本の酪農で、放牧主体の乳牛飼育を行っている農家はほんの数パーセントです。ほとんどの乳牛は牛舎内での放し飼い、牛舎内での繋ぎ飼いで、ご飯を食べるのも糞をするのも寝るのも同じ場所で、一生の多くの時間を過ごします。日本における、乳牛の「つなぎ飼い」の割合は73.9%(*)。残りは牛舎内での放し飼いが、主な飼育方法となっています(*2008年畜産技術協会調査)
牛は自分の舌が届かない部分をほかの牛に舐めてもらいます。舐めてもらいたい部分を相手の牛の口元に持っていき打診すると、相手の牛は一分間くらいその部分を舐めてやります。もっと舐めてほしいときは再び相手に打診し、5分から10分も舐めてもらうこともあるそうです。そうやって舐めてもらっている間、牛は目を半開きにして気持ちよさそうにウトウトし、心拍数も低下しているそうです。しかし繋がれたままの牛には相手の牛に打診することも、舐めてやることもできません。糞が定位置で落ちるよう、繋ぎひもは短く、方向転換すらできません。


乳牛の出産
テレビなどで牛の出産を、人間が手伝っているシーンがありますが、本来自然界では、牛は自力で子供を産むことができます。人間が牛の赤ちゃんを胎内から引っぱり出してあげなければならないのは、牛舎で、畳一帖分のスペースで繋ぎ飼育される母牛に自力で出産する力がないからです。


乳量の増加
乳牛の品種「改良」の結果、年々一頭あたりの乳量は増加しています。本来子牛のために必要な乳量は、年間数百キロ程度。しかしその「改良」の結果、牛の乳量は年間平均8000kgにまで増えています。中には20000kg以上出すスーパーカウなどもいます。苛酷な「改良」は牛に大きな負担を与えています。高泌乳量の牛は病気になりやすいと言われており、第四胃変位(胃の病気)や、自分自身に必要なカルシウムまで、乳と一緒に排出されてしまうことが、起立不能にもつながっていると考えられます。起立不能牛(へたれ牛)はカルシウム治療などをして治らなければ、と殺されます。
おそらく乾乳牛 (26)
写真:起立不能牛(日本2013年撮影)


断角・除角
牛の性質をおとなしくさせる、飼育者が怪我をするのを防ぐといった目的で行われます。角の切断(断角)もしくは、角を根元から焼切る除角が行われます。
角の表面は爪と同じで硬くて痛みを感じませんが、角の中には神経と血管が通っており、角の切断の際には、血が噴き飛ぶこともあり、断角・除角は牛に大きな痛みを与えます。
角の断角・除角は、乳牛の90%以上(*)に行われています。(*2008年畜産技術協会調査)
断角・除角について
http://maypat01.blog.fc2.com/blog-entry-174.html

子牛と母牛の引き離し
子牛には母牛の乳を吸いたいという激しい欲求があります。しかし牛乳を早く生産ラインにのせるために、子牛は産まれてすぐに母牛から引き離されます。母牛から引き離された子牛は一頭一頭が個別の檻の中で飼育されるか、つなぎ飼いされるのが一般的です。
本来子牛は1時間に6000回、母牛の乳を吸いたがる生き物です。その多くはたんなるおしゃぶりに過ぎませんが、子牛の精神の安定に欠かせないものと言われています。その乳を吸いたいという強い欲求をかなえられず母牛から引き離された子牛は、仲間のオス牛の睾丸や柵の出っ張り部分など、乳首に似たものに飛びつくという異常行動をおこします。
雌牛もまた、子牛への強い愛情を持っています。
「母牛は子の体をなめると親子の情がうまれ、哺乳するとさらに強まり、半日でも同居した親子を引き離すと、互いを求めて鳴き、特に母牛は2~3日、子を求めて激しく咆える」(「家畜行動学」より)
「イギリスの動物保護団体RSPCAの畜産動物部、主任研究員のジョン・アヴィジニウスは、我が子を取り上げられた母牛が、少なくとも6週間にわたって嘆き悲しむ姿を見たという。子牛が連れ去られると、母牛はすっかりうちのめされた様子で畜舎の外に向かい、我が子を最後に見た場所で何時間も子供を呼び続けた。力ずくで動かさない限り、彼女はその場を離れようとしなかった。6週間が過ぎても、母牛は我が子と別れた場所を見つめ、ときには畜舎の外でしばらく待っていた」
(「豚は月夜に歌う」より)

写真:母親から隔離されて飼育される子牛(2012年日本)
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わたしたちがこれほど牛に犠牲を強いて作られた牛乳は、ミネラルウォーターと変わらない値段でスーパーで販売されています。

牛の生態についてなど以下参照
「黒い牛乳」(中洞 正) 
「アニマルウェルフェア」(佐藤 衆介)
ほか





わたしたちにできること
スーパーで販売されている牛乳のほとんどが、牛に多大な犠牲を強いて作られています。日本における乳牛の農家一戸あたり平均飼養頭数は72頭(2012年)。EUの33頭と比較すると倍以上と高く、年々1戸あたりの飼育頭数は増えており、生産効率を重視した大規模化が進んでいます。
私たちには牛乳を飲まないという選択ができます。飲む量を減らすという選択をすることもできます。また、動物福祉に配慮された牛乳を買うという選択もできます。
1ヘクタール当たり1、2頭という飼育密度で、牛が自分で土地から草をとって食べて、その糞が土地に還元されるという自然循環型、自然交配・自然分娩、数カ月は母と子を一緒に生活させて、角の切断もしていないという酪農家もいます。そういう牛乳を購入することもできます。
私たち一人ひとり選択で、牛の苦しみを減らすことができます。






方向転換さえできないことは、牛にとっては苦悩でしかありませんが、管理者にとっては糞尿は定位置で落ちるため、世話がしやすくなります。
天井にとりつけられた自動給餌機が動き、つながれた牛の前に餌が落とされていきます。
物のように配置され、狭い牛舎のなかで牛たちは過ごしています。



乳牛 (12)_R
乳牛 (3)_R
乳牛 (5)_R
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乳牛 (2)_R
乳牛 (30)_R

そのほかの、日本の乳牛の写真は
http://www.flickr.com/photos/animalrightscenter/sets/




メモ kitrak

人より動物の権利運動を優先させるべき理由


「人間」も含めた15種類の動物の福祉評価が発表されました。


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*FFはファクトリーファーミング(工場畜産)の略

圧倒的劣悪なのは動物。
とくに工場畜産における鶏、七面鳥、そして魚です。

動物より人間の権利運動を優先すべきという意見がありますが、
実際には、もっとも危機的状況にあり、ただちに手を差し伸べなければならないのは動物です。



図の参照元
効果的なチャリティー運動を拡大することを目的とした組織Charity Entrepreneurshipが2018年11月に発表
From humans in Canada to battery caged chickens in the United States, which animals have the hardest lives: results
https://forum.effectivealtruism.org/posts/g57AjP4HqTmfFTAde/from-humans-in-canada-to-battery-caged-chickens-in-the

限界まで選択的繁殖が続けられた採卵鶏

卵詰まらせ鶏

卵を詰まらせて死んでいる採卵鶏です。
死んで投げ捨てられた衝撃で卵が割れ黄味が飛び散っています。

卵のために飼育されている鶏の一年間の産卵数は300個ほど。
鶏の祖先であるセキショクヤケイの産卵数が一年あたり10-20個であることを考えると300個という数は異常です。
卵をたくさん産むように選択的繁殖が続けられた採卵鶏の体は、限界までボロボロになっています。

骨粗しょう症で骨折しやすいだけでなく、小さな体から大きな卵を産み続けることにより卵管が排出口から飛び出し、糞や卵を産むたびに痛みを伴い死に至ることもあります。

過剰な産卵によるホルモン活性は、卵管炎の要因にもなり、悪化するとドロドロした滲出液が腹腔を満たし、鶏は死に至ります。卵管の酷使によるものとおもわれる腺腫、腺癌が、これら採卵鶏には一般的にみられます。

日本人だけで年間400億個以上の卵を消費。
そのかげにはボロボロになった鶏たちがいます。

畜産は動物からの搾取の上に成り立っています。
「感謝していただきます」は動物にとって無意味です。

意味があるのは搾取に加担しないこと、搾取の廃止に力を注ぐこと。
それだけです。


採卵鶏の疾患
Prolapsed Vent (Cloaca) and Laying Problems in Hens

Vent Prolapse: How to Recognize & Treat Your Hen OCTOBER 5, 2016 by MAAT